証拠金はFXを始めるにあたり、最初に必要になるお金です。証拠金をFX口座に入金して初めてトレードが出来るようになります。この証拠金、どのような意味があるのでしょうか。また初心者はどのくらいの金額を入金するといいのでしょうか。初心者が注意したい点とあわせてご紹介します。
証拠金とは

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証拠金はもともと経済用語で取引の成立を確実にするために取引する相手に預けるお金のこと。証拠金を預けることで取引で損害が発生しても証拠金の中から支払えれば問題ありません。証拠金は担保としてのお金として様々な取引で用いられています。
FXの場合も証拠金は同様の意味で必要。ただし証拠金が取引金額の上限というわけではなく、レバレッジという仕組みによって証拠金以上の取引金額でトレードできることが、大きな特徴と言えます。
証拠金が多いとどうなる?

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証拠金が多いと、より大きい金額のトレードが可能。また同じ金額のトレードでは、証拠金が多いほうが含み損(未決済で確定していない状態の損失)が出た場合にも資金的なゆとりが生まれます。証拠金が多ければ多いほど、ゆとりをもってトレードできると言えるでしょう。
証拠金の少ないとどうなる?

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証拠金の少ないと、大きい金額のトレードができなくなる場合があります。また同じ金額のトレードを行う場合、証拠金が少ないと含み損を抱えた場合に資金的なゆとりがありません。よって損失が出ないように、より慎重なトレードが求められるでしょう。
追証とは

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追証とは証拠金を追加で取引口座に入金すること。トレードで損失を出す度に証拠金は減っていき、それに伴い利用者が希望する取引金額の大きさに対して証拠金が不足する状況となります。
こうした状況で、トレードを続けるためには、取引金額を少なくするか、同じ取引金額でトレードをしたいのであれば追証することで証拠金を増やす必要があります。
まとめ

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証拠金で初心者が注意したいのは次の3つです。
- 証拠金はトレード前に取引口座に預けるお金
- 証拠金が多いとある程度の含み損を許容できるゆとりあるトレードになるが、少ないと含み損をほとんど許容できない慎重なトレードが求められる
- トレードで損失を出し続けると追証が必要となる
トレードに慣れないうちは損失を出すことが多いので、少ない取引金額で多めの証拠金を準備しておくほうがいいのかもしれません。

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