マルチタイムフレーム分析とは?初心者にオススメする理由

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この記事の所要時間: 218

投資で相場の分析によく用いられるツールの一つにチャートがあります。このチャートは連続する時間を一定時間ごとに区切り、その区切りごとに価格の動きを示す時間足の並んだものとなります。この時間足の大小を組み合わせることで、トレードを有利に進められます。

マルチタイムフレーム分析とは

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出典:pixabay

マルチタイムフレーム分析とは、大きい時間足と小さい時間足を合わせて分析することで、値動きの特徴を分析するものです。大きい時間足はそもそも小さい時間足を積み重ねで作成されたものですから、両者を同時にチェックして値動きの方向が違っていても、しばらく経つと小さい時間足が大きい時間足の値動きの方向に追従するケースが多くなります。

マルチタイムフレーム分析は特別な分析ではなく、複数の大きさの違う時間足を表示し、より大きな時間足を上位足として、下位足の小さな時間足の値動きはいずれ上位足の方向に進むと予想しながらエントリーと決済のタイミングを調整していこうとするものです。

マルチタイムフレーム分析が必要な理由

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出典:pixabay

マルチタイムフレーム分析はローソク足の大きな時間足と小さな時間足の同時表示の他、移動平均線の期間の大きなものと小さなものとの同時表示など様々あります。大きな時間足は作成されるまで、小さな時間足の蓄積がありますので、値動きの方向性は信用度が高いです。これはローソク足、移動平均線の他、ボリンジャーバンドなどトレンド系のインジケータ一般に共通しています。

ただし、信用度が高い一方で、作成されるまで途中経過がわかりません。そこで小さな時間足を同時表示させて、途中経過を見ようということになります。大きな時間足を森に例えるなら、小さな時間足は木です。「森を見て全体の傾向を把握し、木を見てエントリーや決済の判断をする」というのがマルチタイムフレーム分析の基本的な考え方です。

マルチタイムフレーム分析のメリット

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出典:pixabay

マルチタイムフレーム分析のメリットは大きな時間足で大局を分析し、小さな時間足でトレード戦略を実行できることです。マクロとミクロの両方の視点を持つことで、多面的に相場を分析できることで、トレードに勝つ確率は、1つの時間足だけ見てトレードする場合に比べて格段にアップすることが多いです。

まとめ

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出典:pixabay

なかなか勝てないという方は1つの時間足でトレードされていることが多いかもしれません。マルチタイムフレーム分析は2つの長短の時間足を合わせることで、値動きを多元的に分析でき、トレードの成績向上を図る上で有効です。一度試してみてはいかがでしょうか。

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