FX初心者必見!失敗しないための注意点を詳しく解説!

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この記事の所要時間: 517

「FXを始めたいがどんなことに注意すればいいの?」というのは誰しも最初に遭遇する悩みではないでしょうか。FXはインターネット環境があればすぐに始められる手軽さの一方、独特の仕組みや特徴を理解しておかないとお金を殖やすどころか大きく減らしてしまう危険性があります。

FX初心者が最初にすることは?

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FXは資金と口座開設で手軽に始められます。口座開設の手続きは難しいことはなく、金融機関に預金口座を開設するような煩雑さはありません。FX会社のWebページで手続きが完結し、必要なのは本人確認ができるマイナンバーカードや運転免許証の写しなどだけです。

こうした敷居の高さの反面、口座開設前に確認しておきたいことがあります。例えば次のことは調べておく方がいいでしょう。

  • スプレッド、約定力
  • 会社の財務状況
  • 最小取引単位

スプレッド、約定力

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スプレッド、約定力は取引にかかる費用となります。費用は安いに越したことはありません。スプレッドが狭いほど取引コストは安くなりますが、こうした取引コストで注文が確定できるかは約定力に依存します。約定力が低いと希望のトレードができず、注文が滑ることで余分にコストがかかってしまうからです。

会社の財務状況

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金融機関の預金する場合と同じで、証拠金という資金をFX会社の指定する口座に預け入れます。FX会社が万一倒産でもすれば問題が発生するので会社の財務状況の健全性の確認が必要です。

最小取引単位

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FXはレバレッジという仕組みで少ない証拠金でもある程度大きい通貨単位の取引が可能。こうした仕組みを使って「1万円で始めて1億円に」というケースも可能性として低いものの、相場次第で実現可能ではあります。FX会社の多くは最小取引単位を1万通貨単位としているところが多いです。

FX初心者のトレードの落とし穴

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初心者のトレードの落とし穴として注意したい点に次のことがあります。

  • レバレッジ
  • 通貨ペアの選択
  • 毎日トレード

レバレッジ

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通貨ペアとして選択されやすいアメリカドル・日本円のペアでレバレッジを上限の25倍とした場合、1万通貨単位である1万ドルのトレードに必要な証拠金は4~5万円程度。これだけみれば何とかなりそうですが、相場は1pip(0.01円)動く都度100円の損益が生じます。

相場が1pip(0.01円)動くのは一瞬。1秒もかかりませんし、通貨ペアや相場によっては1秒もかからず5pips以上動く場合があります。アメリカドル・日本円のペアで1万ドルのトレードをしていて1秒もかからず5pips以上動くとすれば一瞬で500円の利益か損失が生じます。初心者は損失を被る可能性の方が高いので、負けを取り返そうとしてさらに連敗すると1日数千円から数万円負けることもあります。

こうした点を考えると、初心者は最小取引単位が小さくてもOKなFX会社がお勧め。1000通貨単位で取引できれば利益も損失も1万通貨単位の1/10ですし、FX会社によっては1通貨単位で取引できるところもあります。デモトレードできるFX会社が殆どですが、デモトレードにない緊張感のある実トレードに慣れたい場合は、こうしたFX会社に口座開設してもいいでしょう。

通貨ペアの選択

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初心者が迷いやすいのが通貨ペアの選択ではないでしょうか。通貨ごとに値動きに特徴があり、スプレッドも違います。一般に値動きの大きい通貨はスプレッド広めとなっています。また、一方の通貨ペアにアメリカドルがあるドルストレートと、一方の通貨ペアに日本円があるクロス円に区分することができます。

初心者のうちは、値動きが安定していてスプレッドが狭い通貨ペアがお勧め。また、日本円の通貨ペアでもアメリカドル・日本円はドルストレート、ユーロ・日本円やポンド・日本円はクロス円です。アメリカドル・日本円は為替市場で直接トレードされていますが、ユーロ・日本円やポンド・日本円はそれぞれ、ユーロ・アメリカドルとアメリカドル・日本円、ポンド・アメリカドルとアメリカドル・日本円の合成で、ユーロと日本円やポンドと日本円が為替市場で直接トレードされることは殆どありません。

サラリーマンの方はお仕事を終えて帰宅から就寝前の合間にトレードされる方が多いと思いますが、この時間はロンドンとニューヨークの市場で取引が活発なため値動きが大きい場合が多いです。トレードチャンスとなることが多いですが、ニューヨークの市場が開いて以降、アメリカドルの値動きでクロス円の通貨ペアの値動きが複雑になることがあり、注意が必要です。

毎日トレード

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初心者の方には「相場に慣れるために毎日トレード」とお考えの方もおられるかもしれません。毎日チャートを見たりデモトレードする分にはいいのですが、実際にお金を投じてトレードするのはあまりお勧めできません。値動きが大きかった日の翌日は調整が入り、値動きが複雑になることが多いためです。こうした値動きが複雑になる日にトレードして、それまでに積み重ねた利益を一瞬で吹き飛ばすこともあります。

また、FXはエントリー回数を増やすほど勝率は下がります。上手なトレーダーでもエントリー回数を増やすと勝率50%に近づきます。よって少ないエントリー回数で勝てる相場でトレードする方がお金を残せる可能性が高くなります。エントリー回数を絞ることで、失敗トレードの回数も減り、大きな損失を抱える可能性は下がります。

まとめ

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トレードの際の敷居の低さで急速に普及したFXですが、トレードをする前にある程度確認しておきたいことがいくつかあることは確かです。「よく分からないがとりあえずトレードすれば分かるだろう」ということで大事なお金を投じてトレードすると大事な資産を一瞬で減らすこともありますので、FX会社のキャッチコピーに踊らされずに必要なトレードに関する事項は口座開設前にチェックされるほうがいいでしょう。

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