【初心者向け】mmd用3dモデルはどう作る?【第1回】

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この記事の所要時間: 457

Youtubeやニコニコ動画などの動画サイトでよく目にする3dモデルを使った動画、作ってみたいと思い、途中で挫折した経験を持つ私が再度試行してなんとかそれなりの物が出来たので手順をご紹介します。第1回は準備編です。

mmd用3dモデル制作で準備するもの

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出典:pixabay-fancycrave1 209 images

mmd用3dモデル制作で準備したのは次のものです。

  • クリエイター向けパソコン
  • イラスト描画ソフト
  • 3dモデリングソフト
  • mmd(ミクミクダンス)

クリエイター向けパソコン

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出典:pixabay-377053 28 images

3dモデル制作ではある程度グラフィック性能やCPUのスペックが必要になります。グラフィック性能やCPUのスペックが低いと動画にしたときにいろいろと不満な点が出てきます。

インターネット検索で「クリエイター向けパソコン」と入力するとおススメのパソコンが表示されます。一般的には解像度1920×1080以上、メインメモリは16GB以上あるほうがいいでしょう。

イラスト描画ソフト

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出典:pixabay-mohamed hassan 5129 images

イラスト描画ソフトには有料のもの以外に無料のものもありますが、ある程度のクオリティを求めるのなら有料のものがおススメです。有名なところではadobeのイラストレーターやフォトショップですが、私はセルシスという会社のクリップスタジオペイントを使っています。

理由は前述のadobeのイラストレーターやフォトショップが高額であるということです。クリップスタジオペイントはイラストレーターやフォトショップより機能は少ないかもしれませんが、余計な機能がついていない分、初心者には使いやすいと思います。

3dモデリングソフト

 

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3dモデリングソフトにも有料のものと無料のものがあります。まず、無料のものとして次のソフトが挙げられます。

  • Blender
  • Metasequoia(メタセコイア)(機能制限版)
  • xismo

有料のものに次のソフトが挙げられます。

  • Metasequoia(メタセコイア)
  • Maya

Blender

Blender(https://www.blender.org/)は無料です。機能が多く、本格的な3dモデリングソフトとして人気です。ただ、初心者向けかと言えばそうでもないようで、機能がたくさんありすぎることや、自分でプラグインを加える必要があるので玄人向けかもしれません。

解説本や解説サイト、動画なども多いので勉強したい意欲のある方向けと思います。インストールは容易ですが、そこから使いこなせるようになるまでそれなりに努力が必要かもしれません。

Metasequoia

Metasequoia(メタセコイア)はBlenderと比べると3dモデリングに特化している分、初心者向けのように思います。ただし、無料版はmmd用3dモデルを制作する上では必要な機能が使えないのでmmd用3dモデルを制作する上では有料版が必要となります。

Metasequoia無料版はライセンスを購入することで有料版として使えます。ライセンスは二種類あり、「スタンダード」の税込み5500円(2021.3月時点)のライセンスで十分です。ライセンスを購入しなくても1か月間は試用ライセンスを使ってMetasequoiaの機能を確認することができます。

Metasequoiaはユーザーが独自にプラグインを導入しなくても現在のバージョン(2021.3月時点)ではmmd(ミクミクダンス)との連携がとれているので初心者には作業が楽だと思います。

xismo

xismo(http://mqdl.jpn.org/)は無料、高機能で商用非商用問わず使え、インタフェースがシンプルで使いやすそうですが、マニュアル、解説本の類がBlenderやMetasequoiaに比べて少ない印象があります。開発者様が使い方を紹介している動画をYoutubeにアップされていますが、「マニュアル、解説本があればそれに越したことはないなぁ」と思います。

インストールは容易ですが、開発者様が使い方を紹介している動画を見て同じように使うのは初心者には難しいかもしれません。

mmd(ミクミクダンス)

mmd(ミクミクダンス)は樋口優さんが開発した3DCGソフトウェアで、作成した3dモデルを読み込ませることで自由に動かすことができます。またvocaloid等の音源ソフトと連携して口パクさせることで歌を歌わせることができます。

このソフトによって3DCGによるアクションムービー制作の敷居が大きく下げられたと言われている画期的なソフトですが、公式サイト(https://sites.google.com/view/vpvp/)から誰でもダウンロードすることができ、このソフトを使って作成された動画がYoutubeやニコニコ動画などにたくさん公開されています。

mmd用3dモデル制作について第1回のまとめ

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mmd用3dモデル制作にあたって準備する必要があるのは私の場合は次の4つでした。

  • クリエイター向けパソコン→解像度1920×1080以上、メインメモリ32GBノート型パソコン
  • イラスト描画ソフト→セルシス:クリップスタジオペイント(2年試用版)
  • 3dモデリングソフト→Metasequoia(メタセコイア)ライセンス1か月試用版
  • mmd(ミクミクダンス)→公式サイトからダウンロード(無料)

クリップスタジオペイントはワコム社のタブレットに2年間の試用版がついていたのでそれを使いました。では次回より、実際の作業内容を順を追ってご紹介していきます。

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